新型ロードスター納車直後に事故った結果
2015/07/27
新型ロードスターが納車されて数分後、非運にも事故に巻き込まれたオーナー。マツダの神対応が話題になっています。
納車
この事故はフロリダのマツダ販売店「Tom Bush Mazda」が明らかにしたものです。
新型マツダ・ロードスター(海外名:MX-5)を購入した夫妻は、ソウルレッドプレミアムメタリックのローンチエディション(1,000台限定)の納車に向かいました。
待ちに待った新型ロードスターでディーラーから帰る途中、悲劇が起こりました。
納車直後の悲劇
納車からわずか数分後、新型ロードスターはフォードのピックアップトラック「F-150」にノーブレーキで追突されてしまいました。
押されたロードスターは前方の車と挟まれる形となり、前後を損傷。幸いにも乗っていた夫妻に大きなケガはありませんでしたが、ロードスターはフレームを損傷したために見た目以上にひどいダメージを負ってしまいました。
ぱっと見は前後バンパー+ライトの損傷程度に見えますが、中のフレームまで歪んでしまっていると完全に元通り直すのはほぼ不可能ですね。以前聞いた話では、ひどい事故で歪んだフレームを新車レベル(160kmでもハンドルにブレが出ないなど)まで戻そうとすると数百万単位で修理費がかかるそうです。もはや新車が買えるレベル。
しかも今回の車はすでに新車での入手が困難な限定車「ローンチエディション」。余計にショックが大きかったことでしょう。
マツダの神対応
ピカピカの新型ロードスターを一瞬で失ってしまった夫妻。しかし北米マツダが粋な計らいをしてくれました。
北米マツダはこの夫妻に代わりの新型ロードスターローンチエディションを届けてくれることになったのです。ジャクソンビル(フロリダの都市)に届くのが8月15日頃で、それからディーラーに運ばれるとのことなので2度目の納車は1ヶ月ほど延びてしまいましたが、それでも再び新車を乗れることになりました。
穿った見方をすれば、1台のロードスターを融通することでその価値以上の宣伝効果があることは確かでしょう。それでも納車直後の悲劇への素晴らしい対応は賞賛されるべきだと思います。
ちなみに追突したピックアップトラックの運転手は違法ドラッグ使用の疑いがあるとのこと。国内でも薬物や病気に起因する危険運転が随分話題になりましたが、道路は危険がいっぱいですね。
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