ミニバンで機械式立体駐車場OK(全高1550mm以下)な全3車種一覧！

ミニバンが欲しい！ でも自宅マンションは機械式立体駐車場……。そんな人のために全高1,550mm以下のSUV全6車種をまとめました。

新車購入可能なミニバンはたった3車種！ しかも2車種はワケありです。

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車種一覧

3車種の中でおそらく希望にピッタリなのはこの1台だけでしょう。

ホンダ・ジェイド（253万円～）

ホンダ・ジェイドは全高1,530mm。3列シートで定員は6名。希望に合致するであろうミニバンはジェイドだけです。ジェイドは元々2013年から中国で生産・販売されている車ですが、2015年2月からは日本でも販売（日本向けは国内生産）されるようになりました。

ジェイドは全高の低いミニバン、オデッセイとストリームの流れを汲むミニバンで、全高は1,530mm。［1.5Lハイブリッド＋7AT］の組み合わせと［1.5Lターボ＋CVT］の組み合わせがあり、いずれもFFです。

トヨタ・プリウスα（262万円～）

プリウスをベースにしたミニバン/ステーションワゴンが「プリウスα」です。5人乗りと7人乗りがあります。

全高は1,575mm。やや車高が下げられた「Sツーリングセレクション・G's」でも1,560mm。残念ながら1,550mmの枠には入っていません。ですが差はわずか25mmなのでやろうと思えば可能です。

車高を下げる手っ取り早い方法はサスペンションを交換することです。中でもバネだけを車高が下がるもの（ローダウンスプリング）に交換する方法が安上がりです。25mmなら普段使いで車体下を擦るなどの不便を感じるリスクもあまりありませんが、ローダウンスプリングは一般的に純正のスプリングよりも硬いので、乗り心地は硬めになりがちです。

単に「駐車場に入れば良い」なら、これで完了です。でも問題ないことを証明できるよう、車検証の表記も変えようとすると手間が掛かります。調べてみたら実際にやってみた人がいるようです → プリウスαを立体駐車場に対応させよう大作戦！

プリウスαは、一応OEMでダイハツ・メビウスとしても販売されています。そちらもスペックは同じです。

現行プリウスαのベースは先代プリウスです。新型プリウスをベースとしたプリウスαにモデルチェンジしたら、もしかしたら1,550mmに抑えてくるかもしれませんね。

メルセデスベンツ・Bクラス

Bクラスはミニバン型のボディで全高1,545mm。希望通りに見えますが、定員は5名です。「3列シートじゃなきゃミニバンじゃない」と思うならBクラスは対象外ですね。このサイズで5人乗りなので荷物はたくさん載ります。でも単に荷物を載せたいだけならステーションワゴンにした方が見た目も走りも遥かにまともになると思います。

BクラスはCセグメントハッチバックのAクラスとプラットフォームを共有しています。車高が10cmも高いミニバン形状になった割に、車重が20kgしか増えていない（1.6Lターボ）のはなかなか優秀です。でもそもそもAクラスですら1.6Lターボでは非力。これに300万円以上出す気にはなりません。

上には200馬力超えの2.0Lターボがありますが、こちらは505万円。高すぎですね。Cクラスステーションワゴン（460万円～）が買えますよ。Cクラスも1.6Lターボでは非力ですが、Bクラスの2.0Lターボよりは満足度が高いと思います。

スペック

※ 燃費・年間燃料費は排気量が小さい方の値。
※ レギュラー：124.8円，ハイオク：135.9円。

まとめ

何の問題もなく機械式立体駐車場に入れられる3列シート車はホンダ・ジェイドしか無い、ということが分かりました。人気のある車とは言えませんが、特定の条件では「これしかない！」と選ばれる車だったんですね。

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