フィアット版ロードスター「124スパイダー」の完全な姿!内装はどうしたの?
2015/10/10
マツダ・ロードスターのフィアットバージョン「124スパイダー」がついにカモフラージュ無しで撮影されました!
イタリアンに生まれ変わったライトウェイトオープンスポーツはどんな姿なのか早速見てみましょう!
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フィアット・124スパイダーとは
今年5月にマツダ発売された、4代目となる新型ロードスター。この新型ロードスターは、マツダからだけではなく、イタリアの自動車メーカー・フィアットグループからもプラットフォームを共有した兄弟車として発売されることが発表されています。
兄弟車ができるのはロードスター史上初めてのことですし、日本車とイタリア車のプラットフォーム共有も久しく聞いていませんので、なかなか珍しい組み合わせの車になりますね。
フロントデザイン
フロントデザインはフィアットらしい丸目ヘッドライトです。フィアット・500Xのようなデザインのヘッドライトといい、水平オーバル形状のグリルといい、事前に出回っていた予想CGと意外にもよく似ていますね。
別の予想CGでも似たようなヘッドライトを予想していましたね。
ベースとなった4代目マツダ・ロードスターと比較してみましょう。
ロードスター自体がヘッドライトにかなり目力のあるデザインなので、かなり違って見えますね。ロードスターは上下に薄く、切れ長でキリっとしたヘッドライトなのに対し、124スパイダーは丸く大きなヘッドライトです。正面の写真はありませんが、真正面から見ると全く別の車に見えるんじゃないでしょうか。
サイドライン
横から見ると、フロントラインの違いが際立ちます。
ロードスターはフロントバンパーに向けてグッと低く抑え込んだデザインになっているのに対して、124スパイダーはフロントバンパー先端でも結構な高さがあります。それにフェンダーやボンネットのラインもロードスターほどの抑揚はありません。
細かいところですが、フロントサイドマーカーは同じものを使っていますね。
ロードスターはピラーが標準では黒に塗装されていますが、こちらはシルバーメッキになっていますね。ただ、これはロードスターにオプションで用意されている「フロントピラーガーニッシュ」というものがあるので、それが付いているだけかもしれません。
リアデザイン
リアはハッキリと写っています。ちょっと風変わりのデザインのロードスターに比べると、ごく一般的なスタイルですね。
4代目ロードスターよりもむしろ3代目までのロードスターに似ているような気がします。ナンバープレートの位置もバンパー下部の4代目ロードスターに対して、124スパイダーは3代目までと同じくバンパー上部に設置されています。
インテリア
意外にも内装にはほとんど手が入れられていません。ステアリングのエンブレムがなければフィアットだと気付かないレベルです。
ステアリングデザイン、メーター、エアコンルーバー、シフトノブ、エアコン操作部、さらにはマツダコネクトのディスプレイまで何も変わっていません。唯一シートだけ若干違って見えますが、その程度のようですね。
マツダの内装デザインが完成されているので、わざわざコストを掛けてまで別のデザインを作る必要がないということなのでしょうかね。フィアットはロードスターに使えそうなサイズのインテリアを持っていないので、ゼロからの開発を避けたのでしょう。外装とエンジンが違えば別の車として受け入れられるのでしょうかね……。
まとめ
ついに来たか、という感じで感慨深いですね。
デザインは面白みがありますが、インテリアがまったく変わっていないのはかなり残念です。フィアットらしいバージョンも見たかったです。
正直フロントデザインも(まだはっきりとは見えないものの)ロードスターほどの分かりやすいカッコ良さもありません。
あと気になるのはエンジンや走りですね。どんな車になるのか楽しみです!
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