フィアット500X先行展示を見てきました!長谷寺に意外とマッチ?

     2015/09/29

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先日詳細が発表されたばかりのフィアットの新型SUV「500X」。国内先行展示イベントに行ってきました。イタリア車なのに展示会場はなんと鎌倉の長谷寺です。創建は8世紀という古寺に500Xは意外とマッチしていましたよ。

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500Xがどんな車かおさらいして、実際に見た印象をレビューしていきますよ!

フィアット・500Xってどんな車?

フィアット・500XはCセグメントクラスに属するSUVです。最大の特徴はデザインモチーフに同社のコンパクトカー「500」を用いていること。

フィアット・500

フィアット・500

500は本国ではすでにモデルチェンジが発表されています → 新型フィアット500(チンク)発表!どこが変わったの?価格は?日本にはいつ?

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フィアット・500X

車体サイズが大きく異なるので印象は違いますが、ライト周りやグリルの形状などに同様のデザインが使われています。サイドミラーの塗り分けが同じだったりもしますね。

2014年10月に初公開された500Xは世界中(100以上の市場とのこと)で販売されることが発表されています。日本では2015年秋デビューです。

500Xの先行展示!

今秋の500Xの発売に先駆けて、9月8日~16日に鎌倉の長谷寺で先行展示イベントが開催されています。ちょうどそちらの方に出かける予定があったので、お出かけついでに行ってきました。

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長谷寺本堂のすぐ横にどーん!です。こんな近いとは! 駐車場は階段を降りた下にしかないのでどうやって持ってきたのか尋ねたところ「クレーンで吊ってきました」とのこと。そこまでするかよっ!

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立て看板には墨で「FIAT 500X」の文字。和なんだかイタリアンなんだか。でもそれが面白い。この「X」の書き方はロゴと同じですね。

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お寺にイタリア車なんか置いたら浮いちゃうだろーと思っていたんですが、見てみると意外とマッチしています。ボディカラーが白だからってのもあるんでしょうかね。ここに新型プリウスやらプリンターのインクキャップやらどこぞの下品な国産ミニバンやらを置いた方がよっぽど合わなさそうです。(そうか、デザインが完成している建物の前に未完成デザインを置くからいけないのかとか思ったのはナイショ)

エクステリア

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モチーフは500ではありますが、車体が大柄なので実際に見るとあまり「500感」はありませんでした。SUVなので車高がやや高めですが、サイズの印象としては一般的なCセグメント車(アクセラ,ゴルフ,1シリーズなど)と同じ感じでしたね。

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リアからはもはや500の雰囲気はまるでなく、それこそCX-5のような大きめのSUVのような風貌でした。MINIクロスオーバーなんかはベース車両がBセグメントでそこそこ大きいのであまり変にならないんでしょうが、500Xはもっと小さいAセグメントをベースにしているので、どうしても「やたらデッカくなったなぁ」という印象が拭えないのでしょう。

インテリア

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展示車両の枠の外からしか見られませんでしたが、スタッフさんがドアを開けて中を見せてくれました。ちなみに本国仕様はこんな感じ。

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500X(本国仕様)

注目すべきは反対側から見た写真。

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インフォテイメントディスプレイが入っています! アルファロメオ・ジュリエッタ(フィアットグループ)は国内仕様に無かったのに!

いや、これ左ハンドルですし、これがそのまま日本仕様になるとは限りませんが、可能性はあるのかな? と思ってもらったプレス資料を見たところ、

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「※ 日本仕様は右ハンドルとなります。」なんだ欧州仕様なんじゃん。調べてみたら公式サイトにも、長谷寺の展示は欧州仕様だって書いてありました。

スタッフの方にドアを開けてもらったときに「ボンネット内は未発表なので見せられませんが」なんて言われたもんだから(左ハンドルなのすっかり忘れて)展示車は日本仕様なのかと思っちゃっていました。本国ではとっくに発売されているんだから、欧州仕様なら見せたってなんの問題もないでしょうに。

タイヤは215/55R17でした。銘柄はあまりよく見ませんでしたが、ブリジストンのTURANZAのようです。

まとめ

いやーでっかい!

500(3,545×1,625×1,515mm)に随分見慣れているので、ふた回り大きい500X(4,270×1,795×1,625mm)はデザインも含めてもはやまったく別の車に見えますね。500Xのベースはジープ・レゲードって車なのでまったく違って当たり前ですが。

500は置いておいて、デザインやサイズ感は結構日本でも受け入れられやすいと思います。あとは値段次第ですね。

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