パジェロスポーツお前もか!新型のリアは血の涙デザイン。フロントはカッコ良いのにね~
2015/08/27
三菱がパジェロスポーツの新型(3代目)のデザインを発表しました。
なんでみんなしてそーゆー変なデザインにするのかねぇ……。
三菱・パジェロスポーツってどんな車?
パジェロスポーツは、三菱の海外専売のSUVです。
オフロードSUVとして有名なパジェロの名を冠しながらも、上質なデザインと上質な走りを売りにしたミドルサイズSUVです。
日本ではかつて初代が「三菱・チャレンジャー」として販売されていましたが、2001年に国内販売を終了。日本ではエアトレック(1代限り)、アウトランダーと引き継がれています。
現行は2008年に発売された2代目。タイの工場で生産されています。日本では販売されていませんが、中南米や中東、アフリカ、ロシアなど世界約90ヶ国で販売されています。
どこでも舗装されているのが当たり前の日本では本気のオフロードSUVよりも見た目重視のSUVが人気ですが、世界的にはオフロードSUVの需要はまだまだ高いです。三菱・パジェロやトヨタ・ランドクルーザーは世界的に高い人気を維持しています。
発表された新型モデル
8月1日に3代目パジェロスポーツがタイで初披露されました。
フロントデザイン
フロントデザインは先代よりもスタイリッシュでスポーティなデザイン。先代は「上質でシブいカッコ良さ」という印象でしたが、新型は分かりやすいタイプのカッコ良さになりましたね。サードリアウインドウが三角形に切り上がっているのもスタイリッシュさに貢献しているようですね。
リアデザイン
出ました。血の涙。
先日発表されたばかりの新型シエンタや、ダイハツ・コペン ローブもなぜか同じようなデザインを採用。
血の涙が流れているようにしか見えないんですよね。
真後ろから見ればまだマシですかね……。
先代は(特にカッコ良くはないけど)無難なデザインで問題なかったのになぁ。お尻が持ち上がったようなデザインも、腰高で不安定に見えるのでデザイン的には微妙ですね。
新型のスペック
スペック上のトピックは新開発の8速ATを搭載して燃費を約17%向上させたこと。
他にも先進安全装備やVWグループが採用を進めている電動パーキングブレーキ、左右独立オートエアコンなどを装備しました。
4WDシステムや悪路走破性はパジェロ譲りの高度なもの。車高を上げてゴツくしただけの見た目だけSUVとはレベルが違います。
まとめ
デザイン的には前後バランスが悪くてやや難があるものの、スポーティなオフロードSUVとしては順当な進化を遂げたのではないでしょうか。
日本では商業的に失敗しているので発売される可能性はかなり低いでしょうね。なんでもかんでもSUVに参入していく現況でも、本気のSUVより見た目重視のライトなSUVが人気なので、悪路なんて求めなければ見つからない日本で売っても商業的にうまくはいかないでしょう。