アクセラのマイナーチェンジで2Lが廃止された理由

  2016/07/16   

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マツダ・アクセラがマイナーチェンジしました。

デザインや装備の変更も行われましたが、今回はグレード構成の変化を取り上げたいと思います。

デザインは5月に流出した写真そのものでしたね。今年のマイナーチェンジのものでした↓

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大きくディーゼルへ舵を切るアクセラ

ここ数年のマツダはクリーンディーゼルにかなり力を入れています。ここ数年、国産メーカーでクリーンディーゼルを主要販売に組み込んでいたのはマツダだけで、ディーゼル普及が著しい欧州の自動車メーカーと戦ってきました。元々ヨーロッパを向いて車作りをしてきましたからね。

最近のマツダの動向

最近のマツダは急激にSUV偏重になってきています。

マツダの場合、SUVはディーゼルエンジンを中心に展開していますから、SUV偏重はすなわちディーゼル偏重でもあるわけです。特にCX-3なんかはディーゼルモデルオンリーですしね。

SUVのアウトドア志向なゴツいスタイルには、ディーゼルのトルクフルで豪快な感じがイメージに合うのでしょうね。

アクセラでも強化されるディーゼル

アクセラには元々ディーゼルエンジン搭載モデルが用意されていましたが、販売はガソリンモデルが中心でディーゼルモデルの販売割合は1割強でした。それが今回のマイナーチェンジで一気にディーゼルモデルの販売を強化しに来たようです。

新たなグレード構成

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マイナーチェンジ前後共に、ハッチバックの「アクセラスポーツ」は3種類のエンジン、セダンの「アクセラ」「アクセラハイブリッド」は3種類のエンジンと1種類のハイブリッドです。

マイナーチェンジ前 マイナーチェンジ後
セダン ハッチバック セダン ハッチバック
ガソリン 1.5L G 1.5L G 1.5L G 1.5L G
2.0L G
(廃止)
ハイブリッド
(セダンのみ)
2.0L G
+モーター
2.0L G
+モーター
ディーゼル 1.5L D
(新設)
2.2L D
(限定モデル)
2.2L D 2.2L D
(常設)
2.2L D

変化したのは主に、2.0Lガソリンエンジンの廃止と、1.5Lディーゼルの新設です。それに加え、セダンで昨年末に限定モデルで登場した2.2Lディーゼルモデルがレギュラーグレードになりました。

スペック比較

ハッチバックの「アクセラスポーツ」について、マイナーチェンジ前後のスペックを比較してみましょう。各エンジンに対して、最も安いグレードを選びました。

車種 マツダ・アクセラスポーツ
マイナーチェンジ後 マイナーチェンジ前
グレード 15C 15XD 22XD
プロアクティブ
15C 20S XD
ボディ形状 ハッチバック,5ドア,5名
全長 4,470 mm 4,460 mm
全幅 1,795 mm
全高 1,470 mm
ホイールベース 2,700 mm
車重 1,280 kg 1,360 kg 1,440 kg 1,260 kg 1,310 kg 1,450 kg
駆動方式 FF
トランスミッション 6AT/6MT 6AT 6AT/6MT
エンジン形式 直列4気筒
ガソリン
直列4気筒
ディーゼルターボ
直列4気筒
ガソリン
直列4気筒
ディーゼルターボ
排気量 1,496 cc 1,498 cc 2,188 cc 1,496 cc 1,997 cc 2,188 cc
最高出力 111ps / 6,000rpm 105ps / 4,000rpm 175ps / 4,500rpm 111ps / 6,000rpm 155ps / 6,000rpm 175ps / 4,500rpm
最大トルク 14.7kgm / 3,500rpm 27.5kgm / 1,600-2,500rpm 42.8kgm / 2,000rpm 14.7kgm / 3,500rpm 20.0kgm / 4,000rpm 42.8kgm / 2,000rpm
フロントサス/リアサス ストラット/マルチリンク
燃費 20.4 km/L 21.6 km/L 19.6 km/L 20.4 km/L 19.0 km/L 19.6 km/L
価格 176 万円~ 230 万円~ 278 万円~ 176 万円~ 228 万円~ 307 万円~

相変わらずディーゼルモデルはガソリンモデルの上位グレードという位置づけです。1.5Lディーゼルと2.0Lガソリンが併売されていたらほぼ同じ価格なので面白いなぁと思ったんですが、そうはしませんでしたね。

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2.0Lガソリンモデルが外れされたワケ

2.0Lガソリンエンジンモデルがラインナップから外された理由は、2.0Lと1.5Lを比較してみると分かります。

1.5Lモデルが軽い車体と小排気量自然吸気エンジンらしい吹け上がりによる、軽快な走りを実現していたのに対し、2.0Lモデルはパワーやトルクこそあるものの、どこか重苦しい。アテンザのように上級セダンとして売るなら良いのでしょうが、アクセラの性格からはやや外れていました。

2.0Lと1.5Lの価格差は、近いグレードの「15S」と「20S」で35万円ありました。価格差の割に得られるメリットが正直薄かったように思います。

まとめ

今回のマイナーチェンジで、マツダのSUV&ディーゼル重視の傾向がさらに顕著なものになりましたね。

新しいアクセラには新しいSKYACTIV系装備も色々と取り込まれているので、そちらにも注目です。

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