ルーミー/タンク/トール/ジャスティのグレード&価格を超絶分かりやすくまとめ

     2017/01/29

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トヨタの新型トールワゴン「ルーミー」と「タンク」、それにダイハツからは「トール」、スバルからはOEMで「ジャスティ」が発表されました。発表されたのは実質1車種です。相変わらずグレード構成と価格が難解なので、超絶分かりやすくまとめました。

※ トール/ジャスティの記述を追加、一部画像・解説を修正しました。

なぜ車名が4つもあるのかは、こちらで解説しています↓

ライバル、スズキ・ソリオとの比較はこちら↓

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トヨタ・ルーミー/タンクのグレード構成

まずベースとなるトヨタの「ルーミー」と「タンク」のグレード構成を見てみましょう(販売上はトヨタがメインです)。相変わらず名前からはまるで分からない複雑なグレード構成です。

ルーミーとタンクのグレード構成・価格は完全に同じです。単に顔が違うだけの2台ですからね。

グレード名の意味

名前の意味は次の通り。

  • 「X」が下位、「G」が中位、「カスタムG」が上位グレード
  • 「-T」が1.0Lターボ、他は1.0L自然吸気エンジン
  • 「"S"」か「-T」が付いていると自動ブレーキ付き
  • スタンバイ式4WDは自然吸気エンジンのみ。

あー分かりにくい! 「プレミアムターボ+アシスト」「スタンダード」「ベーシック+アシスト」とかそれくらいシンプルにしておくれ。よし、もっと分かりやすくしよう!

グレード構成と価格の関係

トヨタ・ルーミー/タンクのグレードと価格を整理すると、以下の図のようになります。

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  • 下位:マニュアルエアコン、単眼メーター、片側パワースライドドアなど
  • 中位:オートエアコン、2眼メーター+カラーディスプレイ、両側パワースライドドア、クルーズコントロール、シルバー加飾など
  • 上位:LEDヘッドライト、アルミホイール、本革ステアリング、加飾追加など。

「S-4WD」はスタンバイ式4WD。スリップ時のみ後輪が駆動する形式で、インプレッサやアウディの真の「フルタイム4WD」とは異なります。

なんでこんなに分かりにくくしているの?

こんなに分かりにくいグレード構成にしていることには理由があります。高いグレードにオプションを付けて買って欲しいからです。シンプルですね。

自動ブレーキシステム(スマートアシスト2)が64,800円のメーカーオプションになっていたら、多くの人は付けないでしょう。軽自動車にギリギリ入らないような小型車を買おうとしている時点で、予算にある程度厳しい制限がある人がほとんどです。安全装備とはいえ、6万円は安くありません。およそ1年分のガソリン代になります。

でも独立グレードになっていたらどうでしょう? ディーラーマンの言い分はこうです。「自動ブレーキは今の時代必須ですから、スマートアシスト2の付いたグレードをベースに見てみましょう」最初っからオプション装備ありきで話を進められます。

自動ブレーキを標準装備にしない理由

では標準装備にしないのはなぜ? これも単純。スズキ・ソリオとスタート価格を合わせるためです。今の価格構成でスマートアシスト2を標準装備にすると、スタート価格は 146.3万円+6.5万円=152.8万円になって、ソリオのスタート価格145.5万円を大きく上回ります。ニュースやメディア、公式サイトなどで紹介されるときは、装備なんて関係なく「ルーミー/タンクは146万円~」と書かれるので、スタート価格は安い方が有利。

ソリオに対抗できるスタート価格、自動ブレーキ装備したいという時代の流れ、利益を最大限確保、ディーラーマンが誘導しやすいグレード構成をすべて成り立たせるために、こうも難解なグレード構成になっているというわけです。

ルーミー/タンクの自動ブレーキはダイハツの「スマートアシスト2」です。スズキ・ソリオにオプション装着できる「デュアルカメラブレーキサポート」に比べると、性能が大きく劣るので注意してください。同じ「自動ブレーキ」でもメーカーによって性能は様々です↓

それにしても直後に「スマートアシスト3」が登場したので、ルーミー/タンクはなんだか残念な扱いですね↓

上位グレードは少し顔が違う

ルーミーの中/下位グレード

ルーミーの中/下位グレード

上位グレード「カスタム」は、中下位グレードと顔が微妙に異なります。カタログや公式サイトではほとんど上位グレードの写真を使っているので注意してください。特にルーミーの中下位グレードは結構顔がダサいです。

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ルーミー/タンク と トール と ジャスティ の違い

トヨタ・ルーミー/タンク、ダイハツ・トール、スバル・ジャスティでのグレード構成と価格の違いを見てみましょう。

まず前提として、トールとジャスティでは選べる顔が違います。

アルファードっぽいのroomy-1-s エスティマっぽいのtank-1-s
グレード
トヨタ ルーミー
(トヨタ店,トヨタカローラ店)
タンク
(トヨペット店,ネッツ店)
ダイハツ トールカスタム トール
スバル ジャスティ ジャスティカスタム

ダイハツ・トールのグレード構成&価格

まずはダイハツ・トール。

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トールはルーミー/タンクと価格もグレード構成もまったく同じです。差はグレード名の微妙な違いだけ。「-T」が「ターボ」、「“S”」が「“SA Ⅱ”」とほんの少し違いますね。自動ブレーキの「スマートアシストⅡ」はダイハツの技術ですから、他のダイハツ車のグレードと合わせて「SA Ⅱ」としているのでしょう。

スバル・ジャスティのグレード構成&価格

次にスバル・ジャスティです。

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ジャスティは他とは差があります。まず自動ブレーキが標準装備です。ジャスティではスマートアシスト2が全グレード標準装備です。スバルは自動ブレーキ「アイサイト」で一世を風靡して以降、自動ブレーキのマーケティングに力を入れていますからね。たとえOEM車(トヨタ車をスバルで販売)だとしても自動ブレーキを標準装備にしたかったのでしょう。

名前も結構違っていて、[X → L]、[カスタムG → カスタムR]、[-T/ターボ → S]となっています。ターボが「S」ってのが分かりにくい!と思って調べてみたけど、別に他のスバル車で「S」がターボの意味で使われているわけでもありませんでした。謎ですね。

ジャスティの価格は、スタート価格はルーミー/タンク/トールの自動ブレーキ付きグレードと同じです。中位グレードの非ターボも他と同じ。でも他は違います。中位から上位グレードに上げるには、他3車の15万円に対して26万円と強烈に高いです。中位グレードでターボ化するのも、他の13万円に対して21万円。

装備一覧表を比べてみましたが、ジャスティと他3車での差は見つけられませんでした。OEMでの価格差は別に珍しくはありませんが、10万円を差がつくとなるとかなり大きいですね。ジャスティの「GS」を買うならタンクの「G-T」「カスタムR」「カスタムRS」を買うならルーミーの「カスタムG“S”」を買うべきですね。

まとめ

ルーミー/タンク/トールはどれも同一。でもジャスティだけは別扱いになっていましたね。ダイハツはトヨタの子会社、スバルは一応別会社というのも影響しているのかもしれません。単に戦略の問題かもしれませんが。

グレード構成もしっかり調査すればメーカーの意図が読めてきます。ディーラーマンの誘導に流されることなく、自分にとって適切なグレード&装備で購入するようにしましょうね!

ルーミー/タンク/トール/ジャスティと車名が4つもある理由はこちら↓

ルーミー/タンクとスズキ・ソリオの比較はこちら↓

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