アルファロメオが全モデルマイナーチェンジ!ミト・ジュリ・4Cの変更点まとめ
2017/02/21
アルファロメオが日本向け全モデルを同時にマイナーチェンジしました!
それぞれ何が変わったのでしょうか? 変わったのはエンブレムだけじゃない……?
マイナーチェンジ後のジュリエッタの試乗レビューはこちら↓
アルファロメオの一括マイナーチェンジ
アルファロメオが現在日本で販売している全3モデル「ジュリエッタ」「ミト」「4C/4Cスパイダー」を同時にマイナーチェンジしました。3車種とはいえ、全モデルの同時マイナーチェンジとはなかなか珍しいことをしましたね!
エンブレムの変更
一番メインとなるのは、エンブレムの変更です。エンブレムの変更自体は2015年6月に発表されましたが、販売中のモデルについての変更は即座には行われませんでした。
蛇と十字架の仕切りがなくなったことが見分けるポイントですが、細かく見てみると色々と変更が加えられています。
各モデルの変更内容
MiTo(ミト)
まずはBセグメントハッチバックのMiTo。
Dセグメントセダン「ジュリア」と同様に、フロントの盾型グリルが網目状になりました。フロントバンパーのデザインも少し変更になっていますね。ホイールも今回のマイナーチェンジで用意された新デザインです。
マイナーチェンジ前に比べると洗練された印象になったかな、と思います。
残念なのは名前の変更です。マイナーチェンジ前は「MiTo」と大文字と小文字を組み合わせた名前で、オシャレなロゴでした。ちなみにミラノでデザインされ、トリノで生産されるから「MiTo」(本国ではMi.To)だそうです。
それがマイナーチェンジ後は「MITO」と全部大文字で、表記も普通になってしまいました。
スペックは変わらず単一グレード設定なのも同じですが、グレード名が「コンペティツィオーネ」から「スーパー」に変更されました。価格は329.4万円でマイナーチェンジ前とほぼ同じです。
ミトの試乗レビューはこちら↓
ジュリエッタ
続いて3車種で最も売れているであろう、Cセグメントのジュリエッタです。
こちらもミト同様に盾型グリルのデザインが変更になりました。ジュリエッタはすでに一度マイナーチェンジでフロントグリルが小変更されていますが、今回さらに変更されたということですね。
ジュリエッタもミトと同様に車名表記が変更されました。「Giulietta」と美しくデザインされていたリア中央の銘板は、単調なゴシック体になってしまいました。
ジュリエッタのマイナーチェンジについては別記事で詳しく書いていますので、そちらもご覧ください↓
ジュリエッタのグレード名も変更され、1.4Lエンジンの方は「スプリント」「スポルティーバ」の2グレードから「スーパー」「スーパー・パックスポーツ」の2グレードになりました。1.75Lターボエンジンを搭載する「クアドリフォリオ・ヴェルデ」(略称QV)という伝統ある名前は「ヴェローチェ」に変更されました。
上位モデルの「ジュリア」(日本未発売)では、トップに独立モデル扱いで「ジュリア クアドリフォリオ・ヴェルデ」があり、通常の「ジュリア」の最高グレードが「ヴェローチェ」です。ジュリアQVがフェラーリ製エンジンを積むなど極端に高性能なモデルとなったことで、特別なモデルにしか「QV」の名を付けないことにしたようです。
トランスミッションは引き続きDCTの「Alfa TCT」のみで、MTの設定はありません。
ジュリエッタは現在の私の愛車なのですが、レビューを書いていません。すみません。
4C
ミッドシップスポーツカー「4C」とオープンモデルの「4Cスパイダー」もマイナーチェンジを受けました。ミト,ジュリエッタに比べると外観上の変更はなかったようです。
4C/4Cスパイダーは装備内容が変更され、価格は共に849万円~となりました。
まとめ
そろそろマイナーチェンジかな?とは思っていましたが、まさか全モデル同時とは思いませんでした。デザインに統一感が出た一方で、車名エンブレムの変更にはガッカリしましたね。
デザイン変更のキッカケとなったスポーツセダン「ジュリア」や、新型SUV「ステルヴィオ」についてもご覧くださいね。
マイナーチェンジモデルの実車レビューはこちら↓
マイナーチェンジ後のジュリエッタの試乗レビューはこちら↓