アルファロメオの新型セダン「ジュリア」の発表前に写真・CGが流出!本物か検証してみた
2015/07/03
アルファロメオの新型セダン「ジュリア」の正式発表前に写真やCGがリークされました。中には本物と思われるものもあるので、検証してみました。
発表された新型セダン「ジュリア」の詳細はこちら → アルファロメオが新型セダン「ジュリア」を発表!フェラーリ製V6を搭載
エクステリア
こちらは正式なプレス画像かもしれません。
フロントデザイン
フロントのデザインはまだ出てきていません。以下の写真は想像で作ったCGだと思われますが、試作段階のCGが出回ってしまった可能性もあります(後述)。
上下でデザインがやや異なるのが気になります。
ボンネットを上から見たCGなんかもありますね。
公式に出ているティザー写真と意外と(?)よく似ているんですよね。盾型グリルの内部にはミトやジュリエッタにあるような水平バーは無い、4Cと同様のデザインのようです。
プラットフォームを共有するマセラティ・ギブリを改造して作ったテスト車両のスパイショットもご覧ください。
リアデザイン
こちらは実際に撮られたとみられるリーク写真です。先代のセダンである「159」と比べると、よりスポーティでクーペ的なデザインのセダンになっていますね。
以前に撮られたスパイショットとも一致しますね。テールライトのライン、リアバンパーのプレスライン、リアディフューザーの形状、マフラーの配置、アンテナなどなど。
他のクルマと比較してみましょう
CG と思われる下の画像と比べてみると、テールランプ形状、サイドウインドウ周りの処理、リアバンパーのプレスライン、フロントフェンダーのエアアウトレッ ト、サイドミラーのウインカーLEDなどなどディテールまでよく似ています。CGが本物である可能性も十分感が選べますね。
下は6月23日に公式に出されたティザー写真です。見える範囲ではあまり差はありませんね。ただ、ティザー写真の方がリアオーバーハングが短いようにも見えます。
同じフィアット・クライスラーグループの一員であるマセラティのプレミアムセダン「ギブリ」とはシャシーを共用するとみられています。デザインもどことなく似ていますよね。
レクサスに似ているなんて意見もありますが、私はそんなに似ていないと思います。
マツダ・アテンザには似ていると思います。最近のマツダのデザイン(特にリアと内装)はアルファロメオに似せてきていますよね。魂動デザイン採用車のエアコン操作ダイヤルなんかジュリエッタにそっくりです。アルファオーナーとして特に悪い気はしませんが(私が元マツダオーナーでもあることに注意)。
サイドデザイン
リアのデザインはリーク写真とほぼ同じです。試作段階のCGが出回ってしまったのでしょうか? だとするとこれとディテールが一致するフロントのCGも本物かもしれませんね。
ホイール
ホイールはアルファロメオ伝統の大梅ホイール(5ホールホイール)になっていますね。造形は現行のスポーツカー「4C」に似た深みのあるデザインになっています。公式ティザー写真でも大梅ホイールを履いているように見えます。
マフラー
両側2本ずつの4本出しのようですね。昨今のプレミアムセダンの例に漏れず、マフラーの下側まで覆うデザインのリアディフューザーになっています。
マセラティ・ギブリも同じく左右2本ずつの4本出しマフラーです。
インテリア
こちらもCGのようです。かなりアグレッシブでスポーティなデザインですね! 実車写真ではないので信憑性はやや薄いですが、フロント同様に試作段階のCGが流出した可能性がありますね。
159に比べると、「高級セダン」というより「スポーツセダン」としての雰囲気をより強調していますね。
無骨なスポーツカーという雰囲気の4Cよりはかなり高級感がありますね。