次の魂動デザインがタイでスクープ!? 検証したら全然違った
2015/07/17
Response.jpが、マツダのピックアップトラックが魂動デザインを採用することを、タイのファンサイトがスクープしたと伝えている。本当かよ!? と思ったので検証してみました。
※ 2015年7月17日追記。実際にモデルチェンジしました。まさか非魂動デザインでモデルチェンジを名乗るとは思いませんでした。 → マツダがピックアップトラックBT-50をモデルチェンジ。非魂動デザインのモデルチェンジは他にもあるかも
Responseの記事
こんな記事が載っていました。
マツダが、海外市場で販売している小型ピックアップトラック、『BT-50』。同車に間もなく、大幅な改良が施されるようだ。
タイのファンサイトで公開された画像からは、フロントマスクにマツダ最新の「魂動」デザインを採用し、大きくイメージを変えているのが見て取れる。(マツダの小型ピックアップにも魂動デザイン!? タイのファンサイトがスクープ)
で写真がこちら。
全然魂動デザインじゃねーじゃん。
現行のBT-50と比較
2011年から販売されている現在のモデルがこちら。先代のアテンザやアクセラと同じ、「流」系統のデザインです。
スクープの写真とほとんど同じ顔してますよね。ここから
- ウインカー部分をブラックアウト
- ヘッドライトにデミオみたいなアイラインを加工
- グリル内のラインとメッシュを変更
- グリル下のメッキ部をボディ同色に塗装(グレードによっては元々かも)、代わりにライトとグリルの間をメッキに
これだけで出来上がりじゃないか! こんなのクルマ好きのライトチューンのレベルです。
魂動デザイン
これまで出てきた魂動デザイン採用モデルと比較してみましょう。
CX-5
ここまでは、フルモデルチェンジで魂動デザインになりました。今回のBT-50はマイナーチェンジで魂動デザインになると言っているので、実際にマイナーチェンジで魂動デザインになったCX-9を見てみましょう。
魂動デザインの特徴を分析すると、五角形グリルの上端がヘッドライトの内側に一致しています。グリル内が細かい横ラインなのも特徴的ですね。コンパクトなデミオ/CX-3意外は目力のある切れ長のライトを採用しています。
ここまでのデザインの流れを見た後で、こちらを見てください。
ナイナイ。
魂動デザインの特徴がまったく見受けられませんね。
海外サイトを引用して載せるのはいいんですが、もうちょっと信憑性のある情報にしてくれよ、と思いましたね。
※ 2015年7月17日追記。本当にスクープ写真通りにモデルチェンジしました。魂動デザインではありませんが、スクープなのは事実でした。すいません。 → マツダがピックアップトラックBT-50をモデルチェンジ。非魂動デザインのモデルチェンジは他にもあるかも