アルファロメオのSUVが撮られた!ベース車両と比較。ライバルは?
先日、新型セダン「ジュリア」と新しいロゴを発表したばかりのアルファロメオですが、今度はアルファロメオから出されるであろうSUVとみられるテスト車両が撮影されました! フィアット・500Lを改造して作られたその姿を見ていきましょう。
撮影されたテスト車両
ベース車両と比較
ベースとなったのは、フィアット500Lです。日本では未発売ですが、フィアットの小型車「プント」をベースに作られたMPVです。もうすぐ日本でも発売されるフィアット・500Xと同様に、フィアット・500と同様のデザインイメージで作られた車両です。
左右反転させて並べてみましょう。
違いは以下の通りでしょうか。
- リアオーバーハングがかなり延長されている。
- リアドアが短縮されている。
- ボンネットがやや盛り上がって見える。
- 前輪軸からフロントドア前端が伸びている。
全長とホイールベースが伸びるのは確実で、リアオーバーハングの形状はステーションワゴンのようになっていますね。
アルファロメオのSUV
上(スーパーカー)から下(軽)まで時代はSUVに書いたように、各社こぞってSUV試乗に参入してきています。アルファロメオとて例外ではなく、5月のフィアットクライスラーグループの新戦略発表の際に5カ年計画としてアルファロメオの今後の製品計画を発表しています。
これによればSUV(表ではUVs)が2016~2018年に2車種発表されることとなっています。Q4 2015(2016年1月~3月期)には新型セダン「ジュリア」が載っていますね。
今回撮影されたSUVは、フィアット・500Lをベースにしていることから2車種のSUVのうちよりコンパクトな方だと思われます。ライバルとして想定されているのは、アウディ・Q5,BMW X3,6月に発表されたばかりのメルセデスベンツ・GLCあたりでしょうか。
数年はコンパクトカーのMiToとジュリエッタのみだったアルファロメオ、ここにきて一気にラインナップを拡充させてブランド力を一気に向上させようとしてきていますね! アルファロメオのことですから、どんなデザインになるのか楽しみです。