新型ロードスターRFの価格発表！日本での予想価格はいくら？

マツダ・ロードスターの電動ハードトップ＆タルガトップ仕様版、「ロードスターRF」の米国販売価格が発表されました。

米国での価格から日本での販売価格を予想してみましょう！

ロードスターRF

ロードスターRFはロードスターの電動ハードトップ仕様です。

通常のロードスターは手動開閉式のソフトトップですが、ロードスターRFではルーフが硬質の素材（おそらくFRPか強化プラスチックの類）でできていて、開閉は電動です。ロードスターRFにはもう一つ特徴があって、屋根を開けた状態でもルーフ後方が残るタルガトップと呼ばれる形状になります。

ロードスターRFの米国価格

ロードスターRF（米国名MX-5 RF）の米国価格が発表されました。併せてローンチエディションも発表されています。

その他に、ブレンボ製ブレーキとBBS製17インチホイールなどをまとめた「ブレンボ・BBSパッケージ」が$3,400のオプションとして提供されることも発表されました。

すでにローンチエディションの先行予約は終了しているそうです。

日本での価格はいくらになるのか？

日本での価格を予想してみましょう。

まず前提となる話として、エンジン構成です。ロードスターには1.5Lと2.0Lの2種類のエンジンがあり、販売市場によって搭載エンジンを変えています。

ロードスターRFは2.0Lのみ？

日本では現在1.5Lモデルのみの販売となっていますが、ロードスターRFは2.0Lエンジンを搭載して発売されることが確実視されています。仮に日本でのRFが2.0Lのみの販売となるのであれば、世界的にRFは2.0Lのみとなるのかもしれません。

電動ハードトップとリアガラスを搭載するのであれば、少なくとも30～50kg程度の重量増となることでしょう。軽量・小排気量のロードスターにとってこの重量増はかなり影響が大きいです。軽快かつ快適な走りを維持するために、重いRFでは2.0Lのみのラインナップとなってもおかしくはありません。

ただ、ロードスターRFの発表時には1.5Lと2.0Lが用意されると説明されたようなので、ヨーロッパではソフトトップと同様に1.5Lと2.0Lの両方が用意される可能性が高いでしょう。

日本ではソフトトップロードスターに対する差別化という意味でも、2.0Lのみにした方が売りやすいという側面もありそうです。

ロードスターのエンジン＆車体別価格 一覧

さらにすでに発表されている価格を入れてみましょう。価格はすべて6MTのもので、ヨーロッパは代表してイギリスの価格を、通貨換算は10月22日現在のレートで計算しています。

上中下段は、それぞれ日本での「S」「S Special Package」「S Leather Package」に相当するグレードです。どの国でもおよそ3グレード構成になっています。

これでロードスターRFの国内販売価格も予想できそうです。

ロードスターRFの予想価格

アメリカ価格を見ると、2.0LエンジンのままRFになることによる価格アップは約40万円です。

一方イギリス価格を見れば、1.5Lと2.0Lの価格差は12万円ほど。排気量による価格差って結構小さいんですね。イギリス仕様の場合ついでにLSDも付いたりするのでエンジン自体の価格差はかなり小さいようです。

現在の日本でのロードスターの価格と照らし合わせて、ロードスターRFの価格はこうなると予想しました。

※ いずれも税込み。

スタート価格を抑えたいという営業上の観点から、最低グレードの「S」相当を用意してそれを300万円を切る価格に設定。他のグレードは現行の1.5Lロードスターからちょうど50万円アップになると予想しました。

ちなみに先代の3代目ロードスター（NC型）では、ソフトトップと電動ハードトップ「RHT」との価格差は初期が20万円、モデル末期で25万円程度でした。新型ロードスターでは価格アップの幅が大きいです。エンジン違いモデルにすることで電動ハードトップによる割高感を抑えたいという目論みもありそうです。

まとめ

ロードスターRFの国内販売価格を299万円～と予想しました。

実際に登場するとなれば、価格だけでなく走りへの影響も気になるところですね！

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