新型プリウス発表!長めのフォルムと縦長テールに赤いボディ
2015/09/12
新型プリウスが発表されました!
新型の発表の様子とボディスタイルを見ていきましょう。
発表内容
4代目プリウスが発表されました!
すでにある程度はスパイショットなどで分かってきていますが、やはり発表はドキドキしますね。
ライブ
13:04 ビデオが始まりました。
13:06 早速登場しました!
なぜか一旦空中に飛ぶパフォーマンス。1分ぐらいかけて再び降りてきました。
ほんの少し走りながら登場しました。
リークの通りですが、再度ラインはなかなかスタイリッシュですね。スパイショットにあったとおりセダンっぽいスタイルです。全長は伸びたのかもしれませんね。
リアは結構奇抜なスタイルです。縦長のテールランプが特徴的ですね。
13:10 ここでビデオは一旦ストップしました。
どうやらワールドプレミアとしての発表ライブ配信はここまでのようです。
現行プリウスとの比較
外観デザインを現行プリウスと比較してみましょう。
フロントデザイン
現行のプリウスよりだいぶスタイリッシュで挑戦的なでざいんになりました。
発表前は燃料電池車「ミライ」に似ていると言われていましたが、いざ発表されてみるとやはり「プリウス」は「プリウス」ですね。フロントバンパー下に「ハ」の字のラインが付いているのは似ていますが、ミライほどぶっ飛んだデザインにはなってません。
ミライほどではありませんが、新型シエンタといいと最近トヨタはなかなか挑戦的なデザインをしていますね。
リアデザイン
随分見慣れてしまった現行プリウスに比べると、デザイン的にだいぶ挑戦したなぁという印象があります。線で描くテールランプはボルボ・V40や次期ルノー・メガーヌと同じですね。
でもテールランプ以外に特別なところはありませんね。エンブレムやナンバープレートの位置、リアウインドウの形状などは現行とあまり変わりません。
サイドライン
サイドラインは特に後ろの方が変わりました。ルーフが低く延長されて、トランク部分が長く取られたのでセダンのような形状になっています。さらにサイドウインドウの下端(ショルダーライン)が後方に向かって大きく上に向いているので、余計にルーフ部分が低く見えるデザインになっています。カッコ良くなる一方で、後席は圧迫感が出るかもしれません。
※ 追記 新型プリウスの全長は現行プリウスから60mm伸びて4540mmになるそうです。全幅は15mm拡大して1760mm、全高は20mm低い1470mmだそうです。
インテリア
インテリアは基本はそのままにちょこちょこ変えてきましたね。
中央にデジタルメーターとインフォメーションディスプレイを配置しているのは同じですが、中央のエアコンルーバーとナビのディスプレイがどーんと前に張り出しています。まるで富士山のようなラインがついていますね。
現行プリウスは全体に平面に収まるように構成されていて「のぺっ」とした印象でしたが、新型はもっと普通のクルマっぽくなりましたね。中央がやたら多きかかったステアリングも改善されましたが、新型は新型でエンブレム周りに無駄な面積があって微妙です。アウディ・A3みたいな良いデザインのステアリングにはできないんですかねぇ?
平面だらけだったインテリアがマシになったこと以外に特筆すべきことはありません。デザインで買う車ではありませんからね。
新型プリウスの予想価格
現行プリウスから大きくは変えてこないでしょうね。
アクアの販売台数がかなり多くなったとは言っても、あちらは車体価格が低いですし、ハイブリッドを安く売るためにギリギリの価格になっていますから利益率はかなり低いと思います。それに比べればプリウスは利益を上げられるので安易には価格を下げられないはず。
とは言ってもフルモデルチェンジの内容が車体形状の変更と燃費の向上だけ(排気量アップや性能、装備などの明確な付加価値が無い)では高くすることはできないでしょう。特にプリウスを選ぶようなユーザーは価格の変化にも敏感でしょうから、少なくともスタート価格を上げることはしにくいはず。
結局、スタート価格は200万円台前半(現行は224万円)、装備を増強した上級グレードで280万円程度と現行に準じた価格設定になるでしょうね。
まとめ
プリウスというかハイブリッドを散々ディスっておいて言うのもなんですが、新型車の発表はやっぱりワクワクしますね!
面白いのは新型の発表に赤のボディカラーを持ってきたこと。赤と言えばフェラーリやアルファロメオが思い浮かびますし、最近ではマツダが魂動デザインに特別な赤(ソウルレッドプレミアムメタリック)を用意してたりもします。赤はエコとは対極に位置しそうな色ですが、前日に発表されたプラグインハイブリッド「ゴルフGTE」のように走りの面でもアピールしたいのかもしれません。発表でも「FUN TO DRIVE」の言葉が用いられていました。
新型がどんな走りになるのか、現行とどう違うのか今から楽しみです。
同日に発表・発売されたダイハツ・キャストの記事もご覧くださいね。