ロータスが新型車「3-Eleven」を発表!450馬力で900kg!

     2015/07/03

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ロータスがイギリスで開催中のイベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」にて、新型車「3-Eleven」を発表しました。

売り文句は「ロータス史上最速」です!

ロータス

ロータスはイギリスのスポーツカーメーカーです。自動車メーカーではありますが、手作りに近い少数生産のメーカーで、内装や快適装備は必要最小限に簡素なクルマを販売しています。

ロータスのクルマの特徴はとにかく軽いこと! ブリティッシュ・ライトウェイトの本質を地で行く軽量スポーツカーを世に出し続けています。

過去に出したスポーツカーで日本でも有名なのがスーパーセブンでしょう。かつてはキットカー(パーツが届いて自分で組み立てる車)として販売されていたこのクルマは、製造メーカーの変遷がありつつも、派生モデル、「ニアセブン」と呼ばれる同系統のモデルを生み出しながら現在も生産が続けられています。現在はケーターハムが正当な(?)後継者としてセブンを販売しています。

ロータス・スーパーセブン

ロータス・セブン

3-Eleven は 2-Eleven の後継

3-Eleven(3-イレブン)は、2-Elevenの後継として生み出されたスポーツカー(というよりレーシングカー)です。

ロータス・2-Eleven

ロータス・2-Eleven

2-Elevenは、同社のスポーツカー「エキシージ」を究極的な解釈で体現したスパルタンな軽量スポーツカーです。フロントウインドウやドアは装備されず(ドアの部分は固定)、最高出力は 255 PS、車重は 680㎏ を下回っていました(サーキット専用仕様。日本で販売された公道仕様は 760kg)。

エキシージの高性能モデル「エキシージS」

エキシージの高性能モデル「エキシージS」

 デザイン

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顔は現行のエリーゼに似ていますが、フロントウインドウがなかったり、がっちりロールバーが付いていたり、大型ウイングが載っていたりと、市販車というよりレーシングカーの雰囲気ですね。

フロントマスク自体は現行車のエキシージ(エリーゼのクローズドトップモデル)をベースにしているようです。

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内装はエリーゼよりもさらに簡素。レーシングカーというよりもはやカートですね。

 パワートレイン

3.5L V6エンジンが搭載されるそうです。450馬力(443bhp)を発揮するそうです。

3.5Lの大型エンジンを搭載しているにも関わらず、車重はわずか900kgしかありません。

加速力を(簡易的に)示すパワーウェイトレシオはわずか 2.0 kg/PS ですよ!!

パワーウェイトレシオ

新型車「3-Eleven」のパワーウェイトレシオは 2.0 kg/SP です。パワーウェイトレシオはエンジン出力と車重の比で、小さいほど加速力が高いことを表します。

車重 最高出力 パワーウェイト
レシオ
トヨタ
カローラアクシオ
corolla
1090 kg 109 PS 10.0 kg/PS
ロータス
エリーゼ
elise
900 kg 136 PS 6.6 kg/PS
アルファロメオ
4C
4C
895 kg 240 PS 3.7 kg/PS
マクラーレン
MP4-12C
McLaren
1336 kg 600 PS 2.2 kg/PS
ロータス
3-Eleven
5
900 kg 450 PS 2.0 kg/PS
フェラーリ
ラ・フェラーリ
LaFerrari
1428 kg 950 PS 1.5 kg/PS
F1
F1
640 kg 750 PS 0.9 kg/PS

 価格,グレード構成

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2グレード用意され、スタート価格となる「Race-spec」は£82,000~だそうです。現在は1ポンド192円なので、約1600万円ですね!たけー!!

「Road-legal」と呼ばれるロードカーバージョンは£115,200~。約2200万円~です。

とはいえ、このパワーウェイトレシオですからレーシングカーとして見れば高いどころかむしろ安いくらいですね。サーキットしか走れなさそうな高性能レーシングカーなのに公道を走れるわけですから。

超軽量のスーパーカー。日本に入ってくるかはまだ分かりませんが、おひとついかがですか?

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