アルファロメオジュリアの通常モデルをスクープ!フェラーリエンジンモデルと何が違うの?
先日アルファロメオの新型セダン「ジュリア」が正式発表されました → アルファロメオが新型セダン「ジュリア」を発表!フェラーリ製V6を搭載
公式発表されたのは、フェラーリ製2.9L V6エンジンを搭載するトップモデルのみ。今回ジュリアの通常モデルと思われるテスト車両が撮影されたのでレポートします。トップモデルとはどこが違うんでしょうか?
アルファロメオ・ジュリアってどんな車?
アルファロメオ・ジュリアは、アルファロメオの新型セダンです。コンセプトは“La meccanica delle emozioni”(感情の機械)で、プレミアムブランドへの昇格を目論んで登場したプレミアムスポーツセダン。
すでに発表されているのは、トップモデルのみで、2.9L V6のフェラーリ製エンジンを搭載。510馬力を発揮して後輪を駆動します。0-100km/h加速はわずか3.9秒で、メルセデスベンツ AMG GT S (3.8秒) や BMW M3 DCT (3.9秒) に匹敵します。前後重量配分が50:50であることも発表されました。
発売時期は2016年4月~6月期が見込まれています。
デザインや予想価格など詳しくはこちらをご覧ください → アルファロメオが新型セダン「ジュリア」を発表!フェラーリ製V6を搭載
撮影された通常モデル
前から後ろまで写真があるので、順に見ていきましょう。
フロントデザイン
フロントデザインは見た感じ同一。ただ、ボンネットに空いたエアスクープは無くなっている。通常エンジンでは不要ですよね。デザイン的には穴なんて無い方がいいと思います。
サイド
フロントバンパーの下が長く見えるのは、分かりにくいだけでトップモデルと同一です。フロントフェンダーにあるエアダクトは通常モデルではありませんね。ボンネットと同じく、こういう所でデザインの差別化をしているのでしょう。普通のエンジンなら性能上も不要なはずです。
流麗なデザインのサイドアンダースカートも装着されていません。エアロパーツも重要な差別化ポイントですよね。通常モデルでもオプションでは用意されるかもしれませんが。
リア
リアは大きく2つ。1つは、トランクリッド上の小さなリアスポイラー(黒いパーツ)が無くなっています。
もう一つはレーシングカーのようなデザインのリアアンダースカートが無くなっています。マフラーも左右各2本の4本出しから、1本ずつの2本出しになっています。マフラーエンドもだいぶ細くなっていますね。さすがにリアアンダースカートが何も無いとは思えないので、おとなしいデザインのパネルがはまることでしょう。
まとめ
アルファロメオをプレミアムブランドに押し上げるためにも、まずはトップモデルからの発表となりましたが、普通のエンジンを積んだ通常モデルもほどなく発表されることと思います。少なくとも年内には正式発表され、トップモデルから遅れること数ヶ月~半年程度で通常モデルも発売されることと予想しています。