マツダがコンセプトSUV「越KOERU」実車を公開!CX-9を出す気満々
2015/09/16
マツダが発表を予告していたコンセプトカー「越KOERU」がフランクフルトモーターショーで初公開されました。
これは新型CX-9を出す気満々ですかね!
マツダ・越 (KOERU) の写真
完全に大型SUVのデザインですね。当然ながら魂動デザインを取り込んでいます。
現在北米で販売されているCX-9はすでに魂動デザインを部分的に取り込んでいますが、今回のデザインは完全に魂動デザインになっていますね。
ルーフラインはかなり低いです。後方にかけてさらに低く絞り込まれているので、SUVというよりクーペのようなシルエットですね。
スポーツカー的なSUVのシルエットはランボルギーニのウルスを思い出します。
リアも当然魂動のデザイン言語で描かれています。
SUVにしてはかなりルーフラインが低くなっているので、とてもスポーティに見えますね。コンセプトカーらしい大型ホイール(21インチぐらいかな)が余計に力強さを感じさせます。でもちょっとホイールが大きすぎる気がしますね。
ドアハンドルは開け方不明のスタイリッシュデザインです。まぁこの辺はコンセプトカーですからね。
ヘッドライトは現行の魂動デザインよりかなり小さくなっています。これはちょっとやり過ぎな感じもします。
CX-9との比較
マツダの大型SUVといえば、先日CX-9のテスト車両が撮影されたばかりです。
今回発表された越と比べると、共通点も多くあります。
基本が大型SUVの外形であり、およその全長やドアサイズ、テールライトが共通していますね。
一方で、ルーフラインやリアオーバーハング(「越」は短め)、サイドウインドウ後端の処理など、異なる点も多くあります。
こうして比べてみるとテスト車両はSUVとミニバンの間を取ったようなデザインなのに対し、「越」はSUVとスポーツカーの間を取ったようなデザインです。
リアは大きな差があります。実用的な切り立った大型ハッチを持つCX-9に対して、「越」はまるでCセグメントハッチバック(アクセラスポーツなど)のような低くなだらかなリアウインドウを持つリアハッチです。
まとめ
魂動デザインの範疇で造る大型SUVが「CX-9」。それをさらに発展させてSUVのスポーツ(SUVのSはSport)を強調させたデザイン&コンセプトスタディモデルが「越」ということなのでしょうね。
「CX-9」と「越」の共通点はともかく、大型SUVを出品するということはとこれで第一世代SKYACTIVの残り2枠のうち片方はCX-9で確定でしょう。もう片方に想定されるプレマシー(Mazda 5)の情報はなかなか出てきませんねぇ。
「越」に使われている新世代魂動デザインが採用されるのは第二世代SKYACTIVからですかね。
フランクフルトモーターショーでは他にも多くの新型車が発表されていますよ。