アクセラの2017マイナーチェンジ写真が流出!本物か細かく検証

     2016/07/16

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マツダ・アクセラのマイナーチェンジモデルのリーク画像が入ってきました。

本物なのか、どこが変わるのか、検証してみましょう!

※ 7/16追記。2016年のマイナーチェンジモデルそのものでした。

リークされた画像

リークはCARSCOOPSというサイトが報じました。読者からカタログ用画像が送られてきたとのこと。以下の画像です。

Carscoops1MazdaAxela6

現行アクセラとの比較

現行アクセラと詳細に比較してみましょう。

axela

現行アクセラ(2013年モデル)

現行のアクセラは2013年にフルモデルチェンジした3代目です。以後装備やグレードなどの「一部改良」と呼ばれるものはあるものの、マイナーチェンジはまだ行っていません。

今回リークされた写真が本物だとすれば、3代目アクセラ初のデザイン変更ということになります。

フロントグリル周りの処理

リークした写真と現行アクセラを比較すると、グリルのデザインが微妙に変更されていることが分かります。

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現行のアクセラでは、フロントグリル下から伸びるシルバーメッキのラインが、折れ曲がりながらもヘッドライトに向けて滑らかに繋がっています。「シグネチャーウイング」と呼ばれるこのラインは魂動デザインの重要な要素になっています。

この処理は格上モデル「アテンザ」と同様で、アテンザは2014年のデザイン更新でもこの形態を維持しています。

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アテンザ

一方、リークしたアクセラの画像では、グリルを囲うようなラインに変更されています。これはちょうど小型SUV「CX-3」のシグネチャーウイングと同じ系統の処理です。

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こうして並べるとCX-3と似ていますよね。でもグリルに回り込む突起はCX-3の方が鋭利で、リークアクセラは控えめです。

この「最新のデザインルールに準拠」「既存デザインとは微妙に異なる」という辺りが、このリーク写真の信憑性を高めていると思います。偽リークではここまで精巧にデザインできないでしょうからね。過去にはそんなリークもありました。

グリルの変更に合わせてヘッドライトのデザインも変更されているように見えますが、このリーク写真だけで比較するのは難しそうです。さらにLEDヘッドライト非装備モデルではヘッドライトデザインが別ですしね。

フォグランプ周り

リークした写真から読み取れるもう一つのデザイン変更がフォグランプ周りです。

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まず注意点ですが、現行アクセラに付いている丸いライトがフォグランプ(グレードによってはオプション)で、上の四角い方はウインカーです。この形態は恐らくマイナーチェンジモデルでも引き継がれるでしょう。リークしたアクセラには小さなライトだけがあるので、こちらがウインカー、そして下の空いている部分にはオプション装備のフォグランプが取り付けられることでしょう。フォグランプにしては小さすぎますし、ヘッドライトにウインカーを埋め込むと魂動デザインの一貫性がなくなりますからね。

とすると、ライトの変更はウインカーの[ □ → -○- ]ということです。そんなに丸くありませんが。バンパーに埋め込まれたデザインだったライトユニットが、宙に浮くようなデザインになるので、さらに洗練された印象になりますね。

さらに言えば、フォグランプ下のバンパーの厚みがやや薄くなったようにも見えます。ウインカーが変更になるとフロントバンパーの型自体が変わるので、一緒に変更したんでしょうかね。

ウインカーもLED化?

リークした写真の彩度をグイッと上げてみました。

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ウインカーの割にはあまりオレンジ色には見えませんね。この写真だけで判断するのはやや難しいですが、現行アクセラのウインカーと比較するとLEDウインカーが標準で採用されている可能性は高いと思います。

まず、電球の場合はレンズか電球がオレンジに塗られている必要があります。電球自体は白色(ちょいオレンジ気味ですが)ですからね。社外品でシルバーメッキされた電球もありますが、メーカーが純正採用するには光量が足りません。この写真を見る限り、オレンジの電球にしては色が薄いです。

もう一つはユニットが細長いことです。電球の発光は球状に均等ですから、綺麗に光らせるためには灯火ユニットを円や長方形に近づける必要があります。サイドマーカーなどと違ってフロントウインカーは必須保安部品ですしね。でもLEDであればそもそも1灯じゃないので形は自由です。この細さにはするには橙色LEDを横に並べる必要があるのではと思います。

このリークは本物なのか

ズバリ、本物だと思います。

CX-3版のデザイン言語に準拠しつつも、微妙な差でアクセラらしさを出したデザイン、細部まで練られた精巧さ、違和感や矛盾を感じさせないデザインをニセで作るのは至難の業でしょう。どこから流出したのか分かりませんが、写真を見る限りは本物だと判定するに十分な要素があります。

もっとうがった見方をすれば、中国向けのCX-4の発表から1ヶ月、目立ったニュースの無いマツダが意図的にリークした可能性も捨てきれません。

リークに見せかけた話題づくりによって「マツダ」「アクセラ」「魂動デザイン」が再注目される可能性がありますからね。もっとも、変更が小さすぎて話題になってもさらっと流れていきそうですけど。

まとめ

かなり信憑性の高いリーク写真でしたね。実際の発表は2017年と目されています。

本物だったのかは発表されるまでのお楽しみですね!

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