BMWに続いてベンツも日本にミニバン「Vクラス」を投入!どっちが売れるか?
2015/07/03
先日[BMWのミニバンは日本で売れるのか?アルファードと比較して見えたミニバンの未来]でBMWがミニバンを開発し、日本でも販売されることを取り上げました。
今度は、高級ドイツ車メーカーのライバルであるメルセデスベンツがミニバン「Vクラス」を日本に(再)投入することを発表しました。果たしてどっちが売れるんでしょうか? 比較してみました。
メルセデスベンツ・Vクラスってどんな車?
BMWの「2シリーズ グランツアラー」がBMWにとって初のミニバンタイプであるのに対し、メルセデスベンツ・Vクラスは1998年からあるシリーズです。2代目までも日本で販売されていました。
3代目となるこのモデルは2014年に本国で発売され、この度右ハンドル仕様が設定されたことで晴れて日本へ投入されることとなりました。
BMW・2シリーズ グランツアラーと比較してみた
先日発表されたばかりのBMW・2シリーズグランツアラーと比較してみました。
見ての通り、まったく違いますね。グランツアラーの1.5LターボでFFなのに対して、Vクラスは3.5L自然吸気でFR。価格が100万円以上違うのも納得です。
車体サイズも、走りを犠牲にしない低車高なグランツアラーに対して、Vクラスは幅も高さも1.9mという日本では大型クラスのミニバンです。ちなみに日本の大型ミニバンの代表、トヨタ・アルファードは、全幅1,850mm・全高1,880mmなので、それよりさらに大きいです。
デザイン
デザイン的には、日本のミニバンのような1ボックスで、いかにも「箱」という感じです。
後ろから見たらベンツだなんて気付きませんね。ノアとかと似たようなデザインです。
BMWがあまりミニバンっぽくないデザインを採用したのとは対照的です。
価格帯がまったく違うので、グランツアラーと比較するのは正しくないかもしれませんが、日本人の好みが利便性重視から走りやデザインにシフトしてきている昨今(参考:上(スーパーカー)から下(軽)まで時代はSUV)、BMWタイプの方が売れそうに思います。
個人的には、100万円も高くなってデザインもダサくなる箱形ミニバンは、たとえFRで3.5Lでも興味がわきませんね!