上(スーパーカー)から下(軽)まで時代はSUV|ランボルギーニがSUV「ウルス」を発表
2015/07/03
イタリアのスーパーカーメーカー・ランボルギーニが超高性能SUV「ウルス」を発表しました。今や上はスーパースポーツから下は軽自動車に至るまで、SUVが非常に伸びています。
目次
SUVってなに?
SUVとは、スポーツ・ユーティリティ・ビークルの略で、「スポーツ用多目的車」というジャンルの車です。明確な定義はなくて、
ざっくり言えば「車高が高い」「タイヤもでかい」「4輪駆動」「ゴツい見た目」「2ボックスの3/5ドア」に当てはまる車ですが、必ずしも全部を満たしているとは限りません。「どこにでも行けそうだけど本気の未舗装ガタガタ道は無理」というタイプの車です。
ランボルギーニ・ウルス
ランボルギーニ・ウルスは、フルタイム4WDで600馬力という、内容は完全にスーパーカーな超高性能SUVです。
「(ウルスの追加は)我々にとって新たな時代の幕開けを意味します。また、新SUVの生産をサンタアガタ・ボロネーゼで行うことは、“メイド・イン・イタリー”の持つ世界的評価の維持に努めたいという姿勢の表れです」(ランボルギーニCEO ステファン・ヴィンケルマン)
スーパーカーで有名なランボルギーニすらもSUVを投入するほど、SUVが活況を呈しています。
他のSUVたち
もっと身近なものを含め、他のクラスでもSUVがたくさん出ています。
日産・ジューク
コンパクトSUVとして、日本を含め世界的に好調なのが、日産・ジュークです。日本車としてはかなり個性派ですね。
ホンダ・ヴェゼル
コンパクトSUVの好調を受けてホンダから出されたのが、ヴェゼルです。
マツダ・CX-3,CX-5
販売好調のデミオをベースにマツダから発売されたのがCX-3です。マツダは他にもCX-5、CX-7、CX-9(7と9は日本未投入)があり、社をあげてSUVに力を入れています。(参考:アメリカではデミオを売らない!マツダが北米で売上を伸ばす戦略とは?)
今やアクセラ,アテンザ,デミオ,CX-3,ロードスターと広がった魂動デザインを最初に採用したのがCX-5です。
トヨタ・FJクルーザー
幅1.9m超えの巨体でありながら日本でもちょくちょく見かけるようになったトヨタ・FJクルーザー。一度見たら忘れられない特徴的な顔をしていますね。
スズキ・ハスラー
軽自動車界では、スズキのSUV風の軽トールワゴン「ハスラー」が人気を博しています。コンパクトでありながら存在感のあるデザインと広々とした使い勝手が人気の理由ですね。
日本に限らず世界的に流行しているSUV。燃費(ハイブリッド)や車内空間(ミニバン,軽トールワゴン)ばかりを求める嗜好から、見た目のカッコ良さも求めるようにシフトしてきているのかもしれませんね。