新型CX-9のスパイショット続報!ほぼ完全な姿が見えたのでガッツリ比較
2015/11/15
先日CX-9の初スパイショットを報じましたが、今回はほぼ完全な姿が撮影されました!
今回はカモフラージュも少なめなので詳細に分析できました。パッと見は現行CX-9に似ていますが、ちゃんと新型デザインになっています。
撮影された動画
撮影された動画がYouTubeに掲載されています。キャプチャ画像も載せているので、時間が無い方は飛ばしてください。
リアデザイン
動画の前半はテスト車両の後ろを追って走っています。
これは魂動デザインを最初に採用した中型SUV「CX-5」のテールランプによく似ています。CX-9の方が車体が大きいからか、テールランプが小さく見えますね。CX-5のテールランプは(車体に対して)結構大きめのサイズなので、CX-9はCX-5とほぼ同じ大きさのテールランプを使うのかもしれません。
ちなみに現行CX-9はフロントこそすでに魂動デザインになっていますが、リアはまだ魂動デザインになりきれていません。
フロントを魂動デザインにした際(マイナーチェンジ)にテールランプの造形も変更されたのですが、外形を変更せずにテールランプユニットのデザイン変更だけだったので、魂動デザインにするのは難しかったのでしょうね。ブレーキが円形にかたどられているのはCX-5に似せていますが、限界がありますよね。
今回のフルモデルチェンジでやっと完全な魂動デザインになりますね。
サイドビュー
サイドビューもほぼ完全に映っています。
明るくしてみました。
フロントマスクのラインは前回指摘したほどデザインが変わっていませんが、Cピラーは他の魂動デザイン車と同様に前端が大きく張り出すようです。前回のスパイショットの通りですね。
新型CX-9のホイールベースが現行CX-9と同じ2,875mmだと仮定して、CX-5とサイズ比較をしてみましょう。
3列シートになるだけあって一回り大きいですね。特にフロントオーバーハングとリアドア以降が大きく伸びています。
ちなみにこのホイールベースを信じて全長を測ると約4,780mmです。現行CX-9は5,071mm。新型は全長がやや小さくなるとの話もあります。アテンザがDセグメントとしては大柄(セダン4,865mm、ワゴン4,805mm)であることを踏まえると、ホイールベース2,950mm、全長4,900mm辺りになるのではと推測します。
後ろに映っているフォルクスワーゲン・パサートと比べてもやはり大きいですね。映っているパサートは4,870×1,834×1,472mmだと思われます。
フロントマスク
フロントはパッと見、現行CX-9とほとんど変わっていないようにも見えます。
よく見ると、ヘッドライトの造形が明らかに違いますね。フロントバンパーは似すぎているので、カモフラージュのためにグリル周りだけ現行のを使っているのかもしれません。
グリルから横に伸びるラインに対して、ヘッドライトが下に大きく出ています。上下に大きめのヘッドライトデザインはCX-5と共通していますね。
別の角度から。
ボンネットとバンパー/ヘッドライトの隙間が不自然なので、この辺りの造形はまだ最終形ではないのかもしれませんね。
まとめ
大型SUVとミニバンの両方を担うであろうCX-9は、フルモデルチェンジで完全な魂動デザインを手に入れるようです。サイドから見た感じでは現行CX-9よりやや小さくなりそうなので、日本の道路事情には合っていると思います。トヨタのアルファードやランドクルーザーですら5m未満ですから、現行の5,071mmはさすがに大きすぎます。
マツダ・CX-9のさらなる続報に期待しましょう!
フランクフルトモーターショーではCX-9と関係しそうなコンセプトカー「越(KOERU)」が発表されました。